賃貸物件を選ぶ際の注意点・ポイントを解説

賃貸物件の選び方

現役の不動産会社に勤めている宅建士からお部屋を選ぶ際の気を付けるべき注意点やポイントを解説していきます。

周辺の環境を確認する(生活必需品がある店舗や病院、学校など)

お部屋の間取りなども大事ですが、家の周辺がどういった環境かを確認しておくべきです。

  • 住宅街や公園、学校が近くにあるのか
  • 飲み屋街が多い場所か飲食店が少ないのか
  • 幹線道路沿いか車通りが少ない場所か

各々のこだわりがあると思いますので周辺環境を調べるなら自分で足を運んで肌で感じる!!
と言うのが本質ではあります。

自分が不動産屋として働いているので蔑みたくはないですが、不動産会社の人間はいい事しか
言ってくれません。ネガティブ要素を隠して、良い所ばかり前面に押し出すだけです。

これがリアルです…

時間がない方もいると思うのでGoogleマップ等で調べるだけでもやってみて欲しいです。

最寄り駅までの距離を把握しておく(可能であれば内見した物件から実際に歩いてみる)

物件資料など最寄り駅まで徒歩何分と記載はされていますが、不動産会社が記載しているのは
最寄り駅までの直線距離です。(80mで1分計算)

例えば

不動産会社に行くとこういった物件資料を出してもらえます。(画像は見本)
徒歩でかかる時間が記載されていますが、実際に駅まで歩く時に多少の差異が生じます。
道が入り組んでいたりすると実際に歩いたらプラス5分かかったなどの話も耳にします。

一般的に駅までの距離を10分以内に済ませたいという方が多くいらっしゃるので、
不動産会社としてもそこにヒットさせるために、駅までの距離を直線距離で計算したものを
記載しています。

今ではGoogleマップで徒歩どれくらいかかるか調べられますので、調べておいた方が良きです。

実際に歩いたほうがいいというのを勧めたのは

駅まで行くのに平坦な道でいけるのか、地図でも出てこない近道があるかもしれない。

ということです。

セキュリティは万全か(鍵の種類や部屋まで行くのに一目につきやすいかなど)

古いマンションでなければオートロックがついていたり、監視カメラがあったりと防犯対策は
取られていますが、アパートの場合などはオーナーによっては経費をかけずに防犯対策がずさんになっていることもあります。

  • 人目に付きにくい場所にある(街灯が少なく、暗い住宅街など)
  • 防犯設備がない(防犯カメラ、入口のオートロック)
  • 鍵がピッキングされやすいものを使っている

写真だけだと分かりづらいですが、周辺環境を見る事にも繋がってきます。
ご自身の生活状況などに合わせて、この辺りも確認しておくべきポイントです。


アパートの場合、防犯設備が整っていないものばかりですのでせめて部屋の鍵がどういったもの
なのかは確認しおくべきです。

下記の画像の鍵であればピッキングされる恐れがなく、防犯対策としてはバッチリです。

ディンプルキー(鍵に小さなくぼみがある)

 

ロータリーディスクシリンダー(両側にランダムなギザギザが入っている)
鍵穴は横向きでWやMのような形をしている

 

部屋の設備や配置を確認する(内見の際に自分が生活している想像をしながら)

周辺環境や防犯対策が取られていても部屋が使いづらいと生活する上でストレスになります。
居心地の良い部屋で過ごすためにはいくつかポイントがございます。

日当たり(東西南北の向きによってメリットデメリットある)

日本人の特徴として家の日当たりを気にする方が大半です。
なので、それぞれのメリット・デメリットをまとめてみました。

 メリットデメリット
・1日を通して日当たりが良い
・昼間照明をつける必要が少ない

・洗濯物がよく乾く
・人気なので家賃が高い
・夏場は暑い
・家具、床が日焼けする
・家賃が安い
・夏場は比較的涼しい
・眩しくないので読書
などがしやすい
・冬場は寒い
・洗濯物が乾きにくい
・湿気がこもる
・朝日の入りが良い
・夏場は午後の温度が上がりにくい
・午前中の洗濯物が乾きやすい
・午後になると日当たりが悪い
・冬場は午後が寒い
・夜型の生活には向いてない
西・午後から夕方まで日当たりが良い
・冬場の午後は暖かい
・夜型の生活に向いている
・夏場の西日が強く、暑い
・朝は日当たりが悪い
・夕方はテレビ画面が見づらい

 

ユニットバスなのか独立洗面台か

ユニットバスだと工事費用が抑えられるので比較的家賃が安いです。
使い勝手を考えると個人的には独立洗面台が魅力的には感じます。

 

トイレはウォシュレット付きか

ウォシュレットがついていない部屋も内見していると多数あります。
コンセントがあれば後付けでウォシュレットを設置出来るので、不動産会社に付けられるか
確認しておきましょう。

お風呂(浴室乾燥や暖房機能、追い炊き等ついているか)

梅雨の時期の洗濯物を乾かす場合や冬場のお風呂をストレスなく過ごすならお風呂の設備も確認しておくべきです。

キッチン(シンクの広さ、コンロは何口か)

一人暮らしの部屋でよく見るのがシンクは狭いがコンロは2口以上ある。
コンロは1口だがシンクが広い。
コンロが2口以上あれば料理のバリエーションが増えますし、
シンクが広ければ洗い物がしやすいので妥協する上で考える中の一つに入ると思います。

収納スペースはどれくらいあるのか

キッチン同様、部屋は広いが収納が少ない。
収納は充実しているが、部屋が狭い。
ただ、収納が少なくてもホームセンターで収納グッズがあったりしますので収納を補うにはそういった選択肢もございます。

 

重要!家賃や諸経費などの確認(見積りを取るだけでも問題なし)

いい部屋を見つけてもお金を支払いながら生活をしないといけません。
目先の新しい生活に目がいったり早く部屋を決めないと他の人に申込をされて住めなくなるなど
判断を急ぐとせっかく稼いだり、貯めたりしたお金が無くなり本末転倒です。

特に賃貸物件を扱う不動産会社は契約数を多くこなしてなんぼの世界なので、お客様の事をお客様と見れてない人も少なくありません。

家賃が高い物件であれば、対応は良くなりますが一般的になるべく
安くて条件が整っている家を探す方が多数だと思いますので、営業マンとしては契約を急いできます。
なのでどのくらいの家賃がいいのか、諸経費は抑えられるかなど説明出来ればと思います。

家賃は収入の1/3程度と言われるがそれ以下に越したことはない

家賃以外の条件が整っており、節約すればやっていけるかなと思って契約する方もいますが
それできっちり生活出来ている人を見たことがありません。
断言出来ます
生活に慣れてくるとお金の使い方も麻痺してきます。
普段の生活を節約する事を考えるのではく、お部屋選びを妥協するのが一番の節約です。

初期費用を抑えられる所は交渉していく(火災保険や家財保険は安い所で契約すべし)

敷金:退去時に返金してもらえる、退去時から差っ引かれる可能性有→別記事で詳細記載。

礼金:業者が上乗せしている可能性有、返金もないので礼金0物件を選ぶべし。

仲介手数料:借りる人の同意がなければ、法律的には賃料の0.5ヵ月分までしか請求出来ない。

書類作成費・事務手数料仲介手数料に含まれると法律で定義されている。別途支払う必要なし。

ハウスクリーニング:業者が上乗せしている可能性有、大したクリーニングをしていない。

鍵交換費用:業者が上乗せしている可能性有。1万程度に抑えられる。

火災保険料:業者指定の保険会社は割高な事が多い。(バックでもらっている為)契約後に自身で契約し直すのがオススメ。

その他(任意):物件による抗菌・消毒施工費用や24時間サポート費用、浄水器カードリッジ、水回りコーティングなど自身で注文した方が安いので不要であれば断るべし。

 

まとめ


不動産会社に勤めている私から見た賃貸物件を借りる際のポイントや注意点をまとめてみました。
この記事に書いた事を全てをこだわると物件は見つかりません。
矛盾な事を言ってしまい申し訳ないですが、ご自身にとってここは譲れない、ここは妥協出来る、などなど人それぞれありますので、
あくまで参考程度にしていただけると幸いです。

ただ、これだけは気を付けてほしいのは不動産会社に勤めている人間は見た目や接客の仕方はきっちりしているお人好しに見えます。
中身は契約件数やお金のことばかり考えています。
なので、初期費用の部分は交渉していきましょう。
相手もビジネスでやっているので妥協してくれない点もあるとは思いますが、言う事はタダなので言わないで契約するより言うだけ言って契約した方がご自身も納得出来ると思います。
もちろん交渉すると言っても難癖を付けるだけではダメなので、ちゃんとした知識を元に話をしてみてください。(クリーニングは自分で出来るので不要です、事務手数料は仲介手数料に含まれていると法律で定義されているので項目としては不要だと思うんですが…。)
ただ、不動産屋全員がお金の事だけを考えているわけではないので

この人なら信用したいと思える人にお願いするのが一番です!

 

 

(某不動産屋のブラボ)
(某不動産屋のブラボ)

不動産会社はちゃんとスーツを着て、ちゃんと仕事をこなす
ビジネスマンしかいないですよ。詐欺なんてしたら警察沙汰だし、そんなことしていません。

そういう人ほど怪しいし、不動産会社ほどグレーゾーンをついてくる!
皆さんも相手の口車に乗せられないよう気を付けてね!(真実はいつも一つ!!)

 

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